お墓のお掃除のポイントを紹介★井上★
実家のお墓参りにいけない人のお墓の管理
2016年12月29日
大昔から、自分の住んでいる地域のお寺に自分の家の墓地があるという形でした。実家を出ると自分の没後は自分のお墓を作るようにしていました。そうして、自分達の子供がどんどんお墓の管理をしていきました。しかし、社会の変化、経済の変化により住宅のスタイルが変わっていくと、墓の管理も変わってきました。経済が発達して、東京へ会社が集まると、人も東京へと集中していきました。
もちろん、お墓は田舎にありながら家族と一緒に東京近辺に移り住みます。東京が生活の場になり、子供も東京で暮らすようになって来ました。しかし、墓は田舎にあります。お掃除やお参りをしなくてはいけません。お彼岸、お盆、命日などになったら、お参りをするのが日本の風習です。お参りと一緒に墓地の周辺をお掃除したりします。
しかし、それができなくなると、ご先祖だけではなく、親戚にも顔が立ちません。そのため、代行の業者に墓地のお掃除を依頼します。また、そのような業者が近年は増えてきています。業者は墓地の周囲の草むしり、清掃などを行い、掃除前と後の写真を撮影し、お花を供えます。その写真を依頼者に送ります。ちょっと味気ないビジネスですが、田舎の墓地を清掃する業者を使って清掃、管理などを行っていきます。