お墓のお掃除のポイントを紹介★井上★
香典返しはいつ頃が一般的なのか
2020年03月13日
香典返しとは、亡くなった方の法要の時にすぐ渡す場合と、亡くなってから忌明けして渡す場合とに分かれます。地域によっては香典をもらって葬儀が終わってすぐに渡すことが少なくありません。当日返しと呼ばれ、金額に関係なくすべての人に同じものを渡すため、スピーディーにお返しができて便利といわれています。
多くの地域で当日返しを行うことが増えてきましたが、いまだに忌明け後のお返しをする地域もあります。一般的には忌明けまで待ってからおくる場合も多いといわれているため、地域の事情はどうなっているのか、初めて法要を営む場合には慎重に判断することが望ましいです。
なお、亡くなって忌明けして1ヶ月以内に送ることが必要ですが、宗教によって忌明けとされる期間は異なります。キリスト教ではなくなってから30日後の追悼ミサ、昇天記念日とされる宗派ごとの名称の違いはありますが、30日後のミサを済ませてからが忌明けです。
神式の場合、50日目の五十日祭を行ったら忌明けとなります。仏式の場合は四十九日が開けたら忌明けです。そこから1ヶ月以内に渡すことが望ましいといえるでしょう。香典の3分の1から半分の金額を返すことになっていますが、あまりに高額な金額の場合は3分の1から4分の一で構いません。