お墓のお掃除のポイントを紹介★井上★
香典返しはマナーを守って正しく行いましょう
2019年12月15日
葬儀で香典をいただいたら、香典返しを贈るのがマナーです。家族が亡くなった後は精神的にも肉体的にも大変ではありますが、香典をいただいた方へのお礼はマナーを守って正しく行うことが大切です。まず、香典返しは忌明けの法要を行った後、1か月以内の期間に行うのが基本です。
忌明けの時期は、仏式では故人が亡くなってから49日目です。四十九日の法要を行ったら、1か月ほどの間に贈るようにしましょう。また、香典返しの金額にも注意が必要です。一般的には、いただいた香典の3分の1から半分ほどを贈るのがよいと言われています。
たとえば、1万円の香典をいただいたら、5千円ほどのお返しを考えるとよいでしょう。もちろん、香典の金額は人によって違いますので、いただいた金額ごとに3種類ほどの品物を用意しておくと安心です。ただし、葬儀の当日にお返しをお渡しする場合は、いただいた香典の金額に関わらず、すべての人に同じ品物をお渡しすることになります。
もしも高額な香典をいただいて、用意していた返礼品が十分でない場合は、忌明け後にあらためて返礼品を贈るようにしましょう。また、葬儀の慣習は宗派や地域によって異なることが多いです。迷ったときは、地域のしきたりに詳しい人や葬儀会社に相談して対応すると安心です。