お墓のお掃除のポイントを紹介★井上★
仏教の宗派に関する知識を持ちましょう
2019年10月18日
日本のお葬式は、多くの場合仏教式で行われます。仏教の僧侶の方を迎えて、ご自宅または葬儀用の斎場で行われることが一般的です。地方ではご近所の住民の方が集まって催しを手伝ってくれる風習が残っていますが、都市部などに関してはその風習はなく、業者にサポートを依頼して行われることが常識になっています。
仏教式のお葬式やお通夜、告別式はどれも同じようなスタイルに見えますが、仏教の宗派によって微妙に形式が異なります。真言宗のご家庭と浄土宗のご家庭では、座り方ひとつとっても異なります。仏教とひと言で言っても宗派によって内容が異なりますし、お葬式に関しても異なるものがあるということを理解しておかなくてはなりません。
一般的に、檀家として入っている宗派のお寺の僧侶の方をお迎えしてお葬式は行われます。お寺で行う場合はそのお寺の宗派を確認することは簡単にできますが、故人のご自宅やセレモニーホールを使う場合は確認が難しくなります。
そのため、確実にその宗派独自のならわしを守らなければいけないというルールはありませんが、そのあたりをしっかりと認識して参列に望まれる方というのは、社会人としてのマナーをしっかりと弁えているという印象を与えます。
人は必ず亡くなりますし、その死をいかに受け入れ、送り出すことは人として大切なことです。日ごろから情報を集めておくことは大切だということです。