お墓のお掃除のポイントを紹介★井上★
親族でも周りにはしっかり挨拶が必要
2019年02月20日
葬儀での親族マナーとして、何より念頭に入れるのは、喪主を立てるために口を開き過ぎないという点です。また、喪主が長となりますから、身内で歳の差を取り上げることはマナー違反です。地元を離れている長男が喪主だとして、若くて親族との関わりも少ない立場であれば、挨拶の前には故人との関係をしっかり表す言葉が必要で、お葬式での親族マナーは、代表者として一言添えることです。
そうするだけで、関わりがなくても身近に感じられ、身内からも色々援助が期待できます。また、挨拶は最も気遣いを入れなければなりません。「お足元の悪い中」「最後までお見送りいただきましてありがとうございます」などが一例です。
また、色々と挨拶する場面は訪れますし、時にはトイレに立った際など、予想外の場面でそうした挨拶が必要になります。適切な受け答えができない、そのような時には無理に言葉で伝えずに、一礼するだけでもよいでしょう。お葬式は、故人とのお別れの時間ですが、体調が優れない場合に途中退席はマナー違反なのかといえば、やむを得ない体調不良ではひっそりと後方に下がり、退席してもよしと言われています。また、お香典は関係ではなく気持ちも関わってくるものですが、身内の場合は葬儀費用の援助も必要でしょうから、葬儀前、訃報を受けてから直ぐに渡す方が助かるケースも多いようです。