お墓のお掃除のポイントを紹介★井上★
お墓参りは周囲の掃除をした後で
2016年12月22日
新しいお墓が完成したらまずは納骨しますが、その間にできるだけ早く開眼供養し、魂入れをする必要があります。この場合、菩提寺の住職と前もって打ち合わせをします。開眼供養のお礼は「お布施」あるいは「開眼供養料」とするのが一般的です。お盆、お彼岸、命日、法要などの時にはお墓参りを行います。お参りの方法は、まず、周囲の雑草や落ち葉、供えられていた古い花や線香の燃えカスなどを取り除きお掃除します。
また、古い卒塔婆が残っている場合は取り除きます。墓石をたわしでこするなどして泥やコケを水で綺麗に洗い流します。お墓が綺麗になったら、用意していた手桶から花に水を入れ、新しい花を生けます。線香の束に火をつけ香炉に立てます。神道の場合は墓前に線香は供えず榊を立てます。お供え物は適当な器や紙などに載せて供えます。
次に墓石に水をかけます。死者は喉が渇くといわれていますので、手桶の水を墓石の1番上からたっぷりとまんべんなくかけます。その後血縁の近い順に並び合掌礼拝します。墓碑が比較的低い位置にある時は、なるべく墓碑よりも身を低くしてお参りするようにします。